OSIPプログラム タイ研修を実施しました
8月31日から9月16日までの17日間、タイOSIPプログラムを実施しました。学生たちはバンコクを拠点に、現地学生との交流、企業訪問、日本語TA活動など多彩なプログラムに参加しました。
アユタヤやパッタヤーでのフィールドトリップでは、歴史や文化に触れるとともに、日系企業を含む現地企業の視察を通じて、現代タイ社会についても理解を深めました。プログラム中盤には、タイの伝統的な遊びを体験し、現地の学生との交流を楽しみました。
最終日にはプログラムの集大成としてプレゼンテーションが行われ、各チームが多様なテーマに基づきタイと日本を比較し、そこから得られた学びを発表しました。さらに、別拠点で実施された日本およびシンガポールのプログラムともオンラインでつながり、質疑応答やフィードバックを交わすことで、より広がりのある学びを得ることができました。
メインとなる日本語TA活動では、日本語学習を始めたばかりのタイの学生たちに教える難しさを体感しつつも、「どのように伝えれば理解してもらえるか」「どうすれば楽しく学んでもらえるか」を考え抜き、試行錯誤しながら授業を進めました。その過程で、授業以外の場面でも交流を深め、食事をともにするなど良好な関係を築くことができました。
学生たちは本プログラムを通じて、語学力や教育スキルの向上のみならず、異文化理解や課題解決力、多様性を尊重する姿勢を大きく育むことができました。今回の経験を糧に、今後は大阪から世界へと羽ばたき、さらに成長してくれることを期待しています。

