TAIWAN OSIP PROGRAM SUMMER 2025を実施しました

8月3日から19日までの17日間、台北の実践大学および高雄の正修科技大学でOSIPサマープログラムが実施され、参加した学生たちは現地の学生とともに「Sustainability(SDGs)」をテーマに学びました。
プログラム前半の台北・実践大学では、気候変動や人口動態、技術革新など持続可能性に関わる地球規模の課題について、講義やディスカッションを通して学習しました。台湾の学生と混成チームを組み、地域課題の調査やコミュニティへのインタビューを行い、その成果を共同プロジェクトとして発表しました。さらに、餃子作りや京劇の仮面絵付け、九份・淡水の訪問、台北動物園見学など、台湾文化を体感する活動にも参加しました。特に、シーメンス台湾オフィスの訪問では、最先端の技術と持続可能性を支える産業実践について学ぶ貴重な機会となりました。
後半は高雄の正修科技大学に移動し、歴史や文化に触れられる施設を見学しながら、台北での学びとは異なるテーマに取り組みました。本学の海外オフィスや正修科技大学の皆さんの温かいサポートを受けながら、学生たちは充実した学習を続けることができました。
学生たちはプログラムを通じて、語学力の向上や台湾文化に関する知識の習得など学業面での成長はもちろん、困難を乗り越える力、多様な価値観を受け入れる姿勢、自らの考えを発信する力といった内面的な成長も遂げました。また、台北と高雄、異なる都市に滞在したことで、学生たちはよりリアルな今の台湾を知り、理解を深めることができました。
台湾は「身近な異文化」と出会える場所であり、学生たちにとって世界へ踏み出す大きな一歩となる最高の体験研修となりました。今回の経験を糧に、今後は大阪から世界へと大きく羽ばたき、活躍してくれることを期待しています。