OSIP課外多文化共修活動最終発表を実施しました。

 3月15日、本学梅田キャンパスにて「OSIP課外多文化共修活動」の最終発表会が行われました。
文部科学省令和6年度大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業に採択され、大阪公立大学と連携して推進しているOsaka Social Impact Project(OSIP)事業の一環として行われたこのプログラムでは、両大学の外国人留学生・日本人学生17名が、5グループに分かれ、大阪府(地域)がより良くなるための「課題」を設定し、2025年に実現可能な「解決策」の発表をしました。

 各グループは、2ヵ月という限られた期間の中で、メンター企業である関西電力株式会社、京セラ株式会社、清水建設株式会社、株式会社イトーキ、スプライングローバル株式会社の社員の皆さまとディスカッションを重ね、「大阪の潜在的な魅力を発信し、何度も訪れたくなる・住みたくなる街を創る」や「外国人の真のニーズに沿ったサービスが生まれる観光都市」など、多様な視点から気づいた課題への解決策を提案しました。発表当日は、大阪観光局や両校の教員による審査の結果、ベトナム・韓国からの留学生と日本人学生で構成され、「外国人と日本人の対等な関係の実現」を目指し外国人が大阪で不自由なく暮らせるよう継続的・加速的なサービス改善の課題策を提案したグループCが優秀賞に選ばれました。

本事業では、今後も、産官学連携したプログラムの実施を通し、大阪を拠点に未来社会を変革する次世代リーダーの育成を推進して参ります。